美少女の美術史展で美少女描いた
あの雪が降るくらい寒かった日から少し経って、だいぶ過ごしやすい気候になってきました。またでも、寒くなるのかな。
寒すぎると、体が冬眠してしまいます。朝起きるのが、ツライ。
早く春がこないかな、待ち遠しいです。
先日、島根で開催されている『美少女の美術史展』を見てきました。
実はちょうどお休みの日に、大好きなアーティストobさんのワークショップがあったので、それに参加させて頂きました!
まず、美少女の美術史展の感想は、すごく良かった!!です。
現代アートから江戸時代の錦絵、油絵があると思ったらアニメまでさまざまなジャンルの美少女をモチーフにした作品が集結していました。
私は80年代、90年代の絵柄にときめいてしまうので、その時人気だったアニメや漫画の原画があることに心躍りました。キラキラ☆すてきです。
あの、すごろくも凄くよかった。B1サイズかA1サイズくらいの紙の中に女の子の夢が詰まってるすごろくでした。レトロで細部までこってて、見応えありました。
後、obさんの作品もやっぱり素敵でした。シュウウエムラでコラボされていた作品がまた見ることができて嬉しい^^あの作品好き。
青森の展示の時に、ライブペインティングされていた作品も置いてあって、実際見たら凄く大きい!迫力と、なんだか神々しさがあります。
絵って、目に見えない神様とかお話でしかでてこない人物を、現実に運んできてくれる役割があるような気がします。obさんの絵を見て、そんなことを思いました。
今回のワークショップでも、島根の日本神話で出てくる女神を描きました。
島根の名物の貝を神様にした「キサガイヒメとウムギヒメ」です。
この二人をなんと貝がらに描いてみよう!という内容でした。(これが結構むずかしい!)
ハマグリ?だったかな。意識したことなかったけど、表面がニスを塗ったようにツルツルして触り心地がいいです。
貝自体、色も柄もそれぞれあるので、まず自分の好みの貝を探します。
「貝あわせ」もこれでできるそうです。対の貝殻は本当にピタッと重なります。
当たり前だけど、貝殻をあわせてみると「カチッ」となるので感動します!
自分の貝を見つけたら、そのカタチにあわせて下絵を描きます。
描き方は人それぞれだったのですが、私はとりあえず人物だけトレース、他は下絵を見ながら描き写しました。
貝殻は丸みがあるので、トレースも結構大変な作業です。
写したら、キラキラさせたかったのでアクリルのパールホワイトを塗りました!
(パールホワイト初めて使用しましたが、凄く好きな画材だと気づきました)
後は線にそって塗っていきます!
日本神話ということで、和柄を意識して描きこみます。和柄すき。
色をおいて、貝殻ということで真珠っぽくパールビーズをくっつけて完成!
左が赤貝を神格化した「キサガイヒメ」、右がハマグリを神格化した「ウムギヒメ」を想像しています。
貝あわせは、夫婦和合の象徴の意味も含まれているというお話をobさんがして下さいました。
神様って色々我慢していそう。二人の神様を同じ位置に描いて貝をあわせたときに、見つめ合うことができるようにしました。
本当の愛ってなんだろう。というのを自分の中のテーマとして描いてみました。
神様は、なんとなく中性的なイメージがあるので、見た目や性別は関係ないのかなと思ってます。
ビーズでキラキラにするの好きです^^
完成した作品は、このようなカタチで講評(っぽいこと)をしました。
テーマは決まっていても、描くものや考え方は人それぞれで、皆さんのお話を聞いてすごくワクワクしました。
最近、このような場に参加する機会が少なくなっていたので、凄く刺激になりました。
素敵なワークショップに参加できて、とても嬉しいです。
このようなワークショップを考案して頂いたobさんに感謝の気持ちでいっぱいです^^
今回参加されていた方が学生さんがいたり大人の方がいたり、凄く新鮮な気分が味わえました!
obさんのワークショップは2日間限定でしたが、展示は2月16日まで開催されています。
沢山の美少女たちを見ることができるのは、今だけだと思います!気になる方は、是非!
『美少女の美術史』
場所:島根県立石見美術館
時間:10:00〜18:00
期間:12月13日〜2月16日まで(火曜日は休館日)
おわり